Framgiaで技術者としてご活躍されている塚田萌さんにインタビューをしてきました。
Framgiaという企業がどういう事業を行っているのか、また塚田さんがなぜベトナムという地で働くことになったのかなど、様々なお話を伺って来ました。

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【現在のお仕事について】

Q. Framgiaさんについて教えてください

Framgiaは2012年11月に設立し、メインの事業内容はソフトウェアの開発、オフショア開発と呼ばれるもので、あとはその開発の現場で培ったノウハウやナレッジを教育パッケージとして、現地の大学や教育機関に提供しています。例えば、大学なら一緒に学部をつくったり、教育機関なら選抜コースをつくったりということも事業としてやっています。さらにそこの卒業生への日本企業への就職サポートや、アジア各地のスタートアップへの投資なども行っております。ベトナム、日本、バングラデシュ、シンガポール、フィリピンの5カ国に展開しているのですが、ベトナムではインターン生も含めると20人以上の日本人が在籍し、全体で1000人近くの従業員が仕事をしています。 Framgiaのエンジニアの約7割がベトナムのトップ大学出身者です。ベトナムの東大と呼ばれるハノイ工科大学、総合大学のトップであるベトナム国家大学ハノイ校を中心に、日本の立命館、東工大、慶応等に国費留学を経験した方もいて、本当に優秀な人がたくさん働いています。そのような環境で働くことは、エンジニア同士の良い刺激にもなります。最近では、竹下元首相の生家「竹下本店」と提携して、IoTを活用した日本酒を製造し、海外に輸出する事業を行っています。現在、アジア5カ国にオフィスを構え、事業を展開していますが、アジアから世界に進出していこう、世界を盛り上げていこうという想いがあります。Framgiaという社名はそうした想いを表す"From Asia to the World"が由来となっています。

Q. ベトナムで働いてみて気づいたことはありますか?

私はソフトウェアエンジニアとして、WEBサービスの開発に関わっており、コーディングやレビュー、仕様調整などを行っています。
ベトナムで働き始めて、みんながきっちりと仕事を終わらせて定時で帰っている姿に衝撃を受けました。日本で働いていたときは当たり前のように残業をしていて、またそれが良いとされる風潮があるようにも感じていました。でもFramgiaでは、定時内で仕事をしっかりと終わらせ、業後は自分のために時間を使えていて、みんなすごく優秀だと思いました。
また、一緒に働く上できちんと伝えることの大切さにも改めて気づきました。私の説明不足な部分もあったのですが、何も質問がなくできあがったものが間違っていたということがありました。分からないところがあっても、自分で判断して進めてしまうこともあるし、私も、「言わなくても伝わるだろうな」という日本的な感覚がありました。一方で、経歴が長く、日本企業での働き方や日本人とのやりとりの仕方をわかっている人たちもいて、そういう人たちは、分からないところがあるときちんと確認してくれます。こういう点からもベトナム人は優秀だなと感じます。言わなければ分からない、という意識を持って説明し、段階ごとに確認することが重要だと気づきました。

Q. エンジニアという職業について

私は元々ものづくりが好きで、専門学校と大学で情報系の勉強をしていました。そして、専門職のほうが強いと思って、技術者という職業を選びました。実際に働いていて、やはり男性の多い職業なので、日本で女性の技術者が働くのは大変な面もありました。ベトナムでも実際にコーディングを行う女性のエンジニアは少ないらしく、私も自分の職種を言うと驚かれます。でもエンジニアはコーディングを行うプログラマとテストを行うQAに大きく分かれていて、QAは女性エンジニアも多く活躍しています。

Q. 今までの経歴について

公共分野の自社システム開発を行う会社に新卒で入社し、約3年間SEとして働いていました。その後フィリピンに3ヶ月間語学留学をしたり、南米とヨーロッパを中心に16カ国周ったりして約1年間を海外で過ごしました。海外の様々な国を周っている時に、ヨーロッパ圏の人たちはもちろん、同じアジア圏の人たちも英語を流暢に話していて、日本にいた時には感じなかった危機感を感じました。それがきっかけで、私は日本を出ないといけない!と思うようになったんです。フィリピン留学中に東南アジア就職のセミナーに参加し、そこで東南アジア就職というものを知りました。日本に帰国後、初めは国も絞っていなかったのですが、私の英語力と技術的な経験だと、いきなり欧米で働くのは難しい部分もあって、東南アジアに絞っての就職活動を開始しました。
フィリピン以外の東南アジアには行ったことがなかったので、国ではなく仕事内容を見て、就職活動を行っていました。Framgiaに入社した決め手は、面接の時の雰囲気で、面白そうだと感じたのが大きかったです。最初に面接をした時は、私は就職活動でホーチミンにいて、Skypeでハノイ本社の人事担当とお話したのですが、面接直後に社長から「明日ハノイに来れない?」と言われ、チケットの手配もしていただき、翌日にはハノイ本社で社長と面接をしていました。このFramgiaのスピード感に驚き、良い意味で日本っぽくないなと感じました。日本の企業、特に私が前に勤めていたところは段階を踏んで、着実に進めていくというスタンスだったので、とても新鮮でしたし、面白そうだと感じました。

Q. ベトナムでの生活について

ベトナムには2016年の11月中旬に来て、今約8ヶ月経ったところです。
ベトナムでの生活はとても快適で、私は日本にいた時よりもリッチな生活を送っています。会社まで徒歩10分の所に住み、外食しても安くておいしいし、仕事の後はヨガに通っています。休日は、最近だと一日家でのんびりしたり、資格試験の勉強をしたりしています。バスの乗り方を覚えたての頃は、バスで色々なところ行きました。ハノイのバスは遠くまで伸びている上、定額で安いです。降りるところさえ分かっていれば確実に目的地に行けるし、とても便利です。
いろいろな国を訪れ、国によってそれぞれの文化があるという考えを持っていたので、ベトナムに来る前はあまり、"ベトナムはこういう国だ"みたいなことは想像していませんでした。
実際にベトナムで生活してみて、ベトナムのいいところは"適当さ"だと思っています。日本は色々なことがとてもきっちりしていて、それはいいことだと思いますが、少し息苦しいと思うこともありました。ベトナムでは工事中かと思った道路が半年たってもそのままだったりして、それが日常なんです。私にとってはベトナムのそういうところが落ち着くし、暮らしやすいと思っています。

**感想**

お話を聞いていて、塚田様がとても快適にベトナムでの生活を送っているとうことがひしひしと伝わって来ました。
また、国は絞らずに職種でお仕事を探されたとのことでしたが、技術者として専門的なスキルを身につけて、海外での生活を楽しみながらご活躍されている塚田様の姿は、とても素敵だと感じました。
お忙しい中お時間を頂き、ありがとうございました!

取材日:7月24日 坂本詩歩(JAC Recruitment インターンシップ生)


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