ホーチミンを拠点に数多くの個展や展示会に参加し、現在はイタリアの出版社から絵本を出すなどアーティストとして活躍されている一方、外資系法律事務所DFDLでも働いている大谷彩乃さん。
2010年に日系企業の駐在員として渡越されてから、自分の世界を一気に広げられてきた原点に迫ります。

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【入社4ヶ月でベトナムへ】

Q. 大学から就職までの経歴を教えていただけますか?

大学では臨床心理学を4年間勉強していました。その後、就職活動で、いわゆる日系企業に肌が合わず、面接を受けても行きたい会社が見つからなかったので、普通に就職するのは向いていないと感じました。
そこで、もともと絵を趣味にしていたのと、親に勧められたことがきっかけで大学卒業後は、グラフィックデザインの専門学校に1年間通いました。
その後、東京でグラフィックデザイナーとして出版関係の会社に就職しました。
当時はあまりご飯が食べられず、すごく痩せていて学校に行くのもやっとの状況でしたので、消極的な選び方ですが、家から通える範囲の落ち着いた会社に就職しました。

Q. どのような経緯でベトナムに来られたのですか?

入社4ヶ月目で社長から「ベトナムに現地法人を作りたいから行かないか」と伝えられ、すぐに「行きます!」と答えてベトナムに来ました。
そのとき、私は日本の生活が息苦しいと感じていたので、国外に出られる仕事ならいいか、程度に思っていました。
当初の予定だと、現地法人の立ち上げ等、任務は数カ月で完了、その後はベトナム人に任せる予定でした。
会社にとって初の海外進出だったので、なぜ新人の私が選ばれたのかは分かりません。
最初は現地の弁護士と協力しながら会社を設立し、ベトナム人を10人程雇いました。
多いときで20人程のベトナム人スタッフがいて、日本の上司とSkypeやメールでやり取りをしながら、基本的に私一人で5年間会社管理を任されていました。

Q. ベトナムで仕事を始められていかがでしたか?

自分の責任がぐっと重くなるということに、すごくワクワクしました。
日本で勤務したての頃は誰かの部下として色々指示を受けながら働いていたので、代わりがいる仕事のような気がしたのですが、ベトナムではトラブルが沢山ある反面、面倒を見る必要があるベトナム人部下がいたり、自分が行動を起こすことで、小さなものから大きなものまで、毎日目に見える成果が生まれることに感動していました。
しかし、情の厚さをみせることが大事なベトナム人のマネジメントは私には向いていないと感じていたのと、自分がデザイナーになるべく就職したのに、その暇もなくマネージメントの立場になってしまったことが原因で、方向転換を考え始めました。
そして、技術者・表現者としての経験を積むことにもっと時間を取りたくなったこと、またそれとは別に、異文化交流の経験から、言語や文化の橋渡しをする役割として、海外と日本をつなぐ仕事に関心が深くなっていたので、両方を達成できる法律事務所のDFDLに転職し、今も勤めています。

【アーティスト×法律事務所でのお仕事の両立】

Q. アーティストとしての活動は何がきっかけで始められたのですか?

絵が趣味だったこと、駐在員時代に知り合いに勧められたことがきっかけで、ホーチミンで人生初の個展を開きました。
私は自分の感情を言葉にして伝えることが下手だったので、展示会で私の絵を見て気持ちを分かってくれる人が沢山いたことや、人との新しいコミュニケーションの方法があることに気がつき、感動しました。
また、そこでの反響が思った以上にあり、ヨーロッパのファッションデザイナー等とコラボレーションをしたり、様々な国や都市での展示に参加し始めました。

Q. どういう時に絵を描かれますか?

幸せなときはあまりインスピレーションが湧かないので描けませんが、ショックなことがあったり辛いことがあった後には、描いた後で自分でも驚くようなものができます。
あとは、特別街で何かを見てはっとしたとか、旅行で良い景色を見て絵を描きたくなることはあります。

Q. ホーチミンの各所で大谷さんの作品をみることができますが、現在は絵本の出版をメインにされているのですか?

以前はホーチミン市内のホテルやレストラン、カフェ、ナイトクラブからの依頼で絵を描いていましたが、1年程前にイタリアの出版社(NUINUI)に出会って以来、継続的に一緒に仕事をしています。
過去のカタログや出版物のレベルの高さ、各国で開催されるブックフェアに毎回出展したりと全世界にネットワーキングがあることから、彼らがプロであることがわかり、出会ったときにすぐ「一緒に働きたい」と感じました。
あとは、プロジェクトベースで、ファッション向けの仕事をすることもあります。

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