日本人奥様!
生活実情座談会

ご家族とベトナムにいらっしゃって、日本での生活との違いに戸惑いながらも、いきいきと生活されている日本人奥様。
今回はアンケートの結果を踏まえて、日本人奥様のコミュニティ『アオザイ会』の皆様に、奥様の実態を座談会という形でお話していただきました!

※奥様アンケート全文は、こちらのリンクをご参照ください。

What is アオザイ会(ホーチミン日本婦人アオザイ会)?

リンク * AODAI通信 アオザイ会公式ブログ
          * Facebook/ホーチミン日本婦人アオザイ会

1995年に設立された、ホーチミン市在住の日本人女性を中心とした非営利組織です。
奥様たちがホーチミンライフを楽しめるように、魅力的な茶話会、新年会、バスツアーなどのイベントが2ヶ月に1度程企画されています。また、入会するとアオザイカードがご利用可能になり、飲食店、ショップ、日本食材店、エステ、美容室、病院、ホテル、学習塾など約300の提携店で様々な特典が受けられます。

ご興味お持ちの方は下記メールまでお気軽にお問い合わせください。 aodaikai@hotmail.co.jp

〈座談会メンバー〉
Aさん:在住歴1.5年     Bさん:在住歴1.5年     Cさん:在住歴2年
Dさん:在住歴2年       Eさん:在住歴2.5年     Fさん:在住歴4年
Gさん:在住歴7.5年    Hさん:在住歴12年 

Topic 1 ベトナム生活の過ごし方

▷時間の過ごし方

司会:子育てや家事でお忙しいとは思うのですが、お時間のある時は何をされていますか?アンケートでは「友人と会う」「趣味・お稽古」という回答が多くありました。

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Fさん:確かに日本人の奥様とのランチは多いですね!
Eさん:それに趣味を充実させている方は多くいらっしゃいます。ヨガ・ベトナム語・ダンス・刺繍をやっている方が多いですかね...
Cさん:"ブリッジ"というトランプゲームを知っていますか?かなり頭を使うゲームなのですが、世界中で通用するため、各国を転々と駐在されているような奥様はブリッジをやっている方もいらっしゃいます。
Hさん:総じて、ここに来て何かを始める人は多いかもしれませんね!
Gさん:「とりあえずやってみる」という姿勢は大事かもしれません。ベトナムならではのこともありますし、楽しんでみると良いですね!
Bさん:そういった意味で、私の周りはベトナム語を始める人も多いですよ。英語だとどこでも勉強できますが、せっかくベトナム語はベトナムだからこその機会ですし!

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▷知り合いづくり

司会:最初は知り合いがいない中でベトナムに飛び込んできたのかと思いますが、皆さんは他の方とどのようにお知り合いになられたのですか?

Cさん:子どもがいたため、それをきっかけに繋がりができていきました。ママ友がいると情報が入ってくるようになり、生活に慣れやすいかもしれません。
Aさん:ママ友の情報は早いですね!日々の生活情報が耳に入ってきます。
Dさん:買い物については特に!「どこに行ったら何が買える」とか...
Gさん:ホーチミンは広くないため、簡単に友人と会えるのが良いですね!日本だったら会うにも時間がかかり、働いている人も多いので、なかなか会えません。
Cさん:反対に、子どもがいなくて、辺鄙な場所に住んでいたら、自らコミュニティを開拓していく必要があるかもしれませんね。
Eさん:私の場合はママ友以外に、主人の会社内でのお付き合いもありますよ!
Fさん:でも、無理に知り合いを作る必要はなくて、日本人の友人がいなくても大丈夫です!ベトナム人と関わる機会を作れば良いですし!ヨガやダンス等の習い事も、ベトナムローカルのコミュニティセンターでもできます。
Bさん:まず"人がいるところに顔をだす"というのは重要かもしれませんね!生活に不安があるなら、情報交換のために日本人と会うことも大事だと思います。
Hさん:県人会等、日本人の集まりについて多く掲載されている情報誌はおすすめですよ!日本人街の飲食店やコンビニに置かれていて無料ですし、簡単に情報が集められます。
Eさん:それに、日本人の奥様が集まる『アオザイ会』は、多くの方と繋がりが出来る良い機会になりますね!

▷働くこと

司会:アンケート結果によると働いている奥様は全体の約25%と、あまり多くないようですが、皆様のまわりはどうでしょうか?

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Cさん:「働く」「働かない」という選択肢以前に、労働許可証(work permit)の問題で「働けない」場合が多いです。取得せずに安易に働いて収入を得ると不法就労となり、主人や主人の会社に迷惑をかけるリスクがあるので、そこまでして働きたくない、という方が多いです。
Dさん:最近はベトナムで働く若い女性も多いですが、やはり奥様は少ないですよね!
Fさん:ベトナムで働き始めた奥様も、家庭や育児との両立のためなかなか続かないのが実情です。働けない代わりに、ボランティアをされている方もいらっしゃいます。
Bさん:働くことを優先すると、日本に残る選択肢になってしまうんですよね。実際に、ご主人は単身赴任で日本でのお仕事を続ける奥様もいらっしゃいます。
Cさん:正直に言うと、私の場合はベトナムに引っ越してきてしばらくは生活に慣れるのに必死で、なかなか働こうという気にはならなかったです。ベトナムに来て2年経ってやっと働きたいという気持ちが出てきた気がします。
Dさん:私も"主人の赴任"という今後の先が見えない中で生活しているので、当分は働く予定はないですね。ブランクで帰国後の再就職に不安はありますが、、もう仕方ないと割り切っています。

Topic 2 ベトナム生活での苦労

司会:「衛生・病気」「買い物」について半数以上の奥様が苦労されているようですが、みなさんはどのように乗り越えられていますか?

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Cさん:家にアリがたくさん出るのは嫌ですね。住んでいるアパートによっては自分で対処しなければなりません。
Hさん:それは大変ですね!私の住んでいるマンションでは、定期的にペストコントロール(害虫駆除)を行っているので、アリやゴキブリなどの害虫は、部屋では全く見かけないですよ。
Gさん:動物に関していえば、伝染病や狂犬病があるので、日本では気にならない蚊や動物を気にかけないといけないですしね。
Dさん:確かに日本ではやらないことをやる必要があります。衛生状態が気になるので、腐らないように小麦粉やお米まで冷蔵庫に入れています。
Cさん:買い物については、「欲しいものが買えない」ということが多々有りますね。その時は潔く諦めます!
Dさん:そうですね!何かを買いに行ってもその日は売られてないことも当たり前ですよ!「なんで無いの?」と考え過ぎないことが重要です。
Cさん:私の場合、ベトナムに住んで執着心がなくなったかもしれません(笑)便利な場所とは言えない分、"無いものは無い"のです。
Eさん:他のもので代用するというのも一つの手ですよね。玉ねぎがなかったら、ネギで代用すればよいですし、それがなければネギみたいなものでも代用できます。
Aさん:それに、最近は宅配が人気で私も利用しています。安心安全な食材を外に買いに行かなくても手に入れることができるのがいいですよね!

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Topic 3 これからベトナムにいらっしゃる奥様に向けて

司会:これからベトナムにいらっしゃる奥様へ、メッセージをお願いします。

Aさん:自分のペースを守ることが重要だと思います。遠すぎず、近すぎず、人との距離感を調整することが求められていると思います。
Dさん:「他人は他人」という考え方が根底に有りますよね!
Cさん:そうそう!駐在の人は日本に帰ることが前提で、任期もバラバラなので、他人に振り回される必要はないという意味です。
Eさん:でも、その分、初めての人には温かく歓迎的です!
Hさん:みんな初めての不安を体験しているわけですし、まさに"一期一会"の環境なんだと思います。
Cさん:広く、浅く付き合っていくのも良いかもしれません。
Aさん:子どもたちの学校も、みんなが転校生なので馴染みやすいかもしれないですね。
Dさん:あとは、やはりベトナム生活は「外国で生活をする」という経験が人生でできる、良い機会では有りますよね。
Cさん:それに海外を出たからこそ分かる日本の良さというのもあります。
Fさん:これからベトナムにいらっしゃる方は、便利で安心して生活できると思いますよ。近年イオンができ、高島屋も現在建設中なので、困ることも少なくなりました。
Bさん:あと、子どもを育てやすい環境だと思います。ベトナム人はみんな子どもが好きでたくさん助けてくれますし、お手伝いさんを雇いやすいというのもあります。
Cさん:それに、親日国なので、優しくしてくださる方も多いです。
Aさん:話はズレますが、タイやカンボジアなど周辺の国に旅行へ行きやすいというのも、ベトナム生活の楽しみの一つです。

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司会:皆さん苦労をされながらも、それ以上にベトナム生活を楽しまれているんですね!「住めば都」という言葉が思い浮かびます。本日はご協力いただき、ありがとうございました。

レポート:明石 華奈(JAC Recruitment Vietnam インターンシップ生)