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2021年のベトナムを振り返る(コロナ、経済、生活)

Posted 約1ヶ月前 by JAC Recruitment Vietnam

Vietnam In 2021

​Xin Chào!(シン・チャオ)

みなさんこんにちは。JACベトナム・ホーチミン拠点のホアンです。

幼少期から日本で育ち、2014年12月よりベトナム・ホーチミン市で働いています。

このブログではさまざまな視点から皆さんのお役に立てるベトナムの情報を発信できればと思っていますので、どうぞ宜しくお願いします。


さて、皆様にとって2021年はどんな年でしたか?

2021年半ばまでゼロコロナ政策により安定していたベトナムでも、デルタ株の感染拡大により経済や生活に大きく影響が及びました。それでも、結果的にGDP成長率は+3.8%となり、他の東南アジア諸国と比べてもプラス成長を遂げています。

また、感染拡大により厳しい外出・入国規制が強いられていましたが、現在ではビジネス活動正常化に向け、海外からの入国/渡航規制の緩和をすすめています。

今回は、ベトナムの2021年におけるコロナ事情、経済、生活について、簡単にまとめましたので、ぜひ色々と振り返りながらご覧いただければと思います。


【コロナ】

2021年は全世界でデルタ株が猛威を振るい、それまでゼロコロナだったベトナムでも、多くの感染者数を出しました。これまで数人の感染者だったのが、一気に1日の新規感染者が1000人から1万人単位となり、結果的にベトナム全土にて厳しい外出規制、ロックダウンが敷かれました。

2021年上半期

6月中旬までは、市中感染者がほぼ0を推移しており、海外からの入国者で時折感染者が数名確認されるのみでした。そのため、公共の場でのマスク着用は必須でしたが、その他はこれまでと変わらない日々を過ごしていました。

2021年下半期

6月中旬以降、ホーチミン市やダナン市などでデルタ株の市中感染が爆発し、飲食店やサービス系の営業規制に始まり、公共交通機関の停止、外出規制等が発表されました。

日々感染者が増加し、1日の新規感染者が1万8千人ほどの日もありました。

それまでゼロコロナに拘ってきたベトナムでは、感染者が多かったホーチミン市にて、7月~9月までの3カ月間、「3つの現場」として工場等では現場での生産、現場での食事、現場での休憩・宿泊が必須、24時間外出禁止や、買い物は週1回買い物券が支給された居住区内でのみ買い物が可能等、一番厳しい処置がとられました。

ワクチン接種

 8月頃から国が積極的にワクチン接種に取り組み、当時(8月頭)ワクチン接種2回目完了率がベトナム全土で2%ほどでしたが、現在(12/13付)ではベトナム全土の59%が2回目接種完了となっております。都市部のハノイ市、ホーチミン市においては、18歳以上の接種率は100%近いです。ワクチンの種類は様々で、基本選べず、ファイザー、モデルナ、アストラゼネカ、シノバック、シノファームが多く用いられました。

現在は、「ゼロコロナ」から「ウィズコロナ」に政策が切り替わり、新規感染者は出ていますが、外出規制などが解かれ、飲食店の営業再開、国内線の再開など、大きく緩和されています。


【経済】

GDP とCPI指数から、2021年のベトナム経済の動向を見ていきましょう。

国内総生産(GDP)成長率

ベトナム統計総局の発表によると、2020年1~9月の実質GDP成長率(推計値)を前年同期比+2.1%と発表しました。新型コロナウイルス感染拡大の影響を受け、2011年以降の同期間では最も低い成長率となりましたが、それでも、ベトナムでは国内の感染抑え込みに成功し、プラス成長を維持する結果となりました。

また、ASEAN諸国の中では、マレーシア、タイ、フィリピン、インドネシアの4カ国を上回るGDP成長率となると、見通しが立てられています。

消費者物価指数(CPI)上昇率

ベトナム統計総局によると2020年のCPI上昇率は3.2%で、新型コロナウイルス感染拡大に伴う医薬品や医療機器の値上げ、豚肉をはじめとする食品価格の上昇が挙げられました。

2021年1~11月期の上昇率は前年同期比+1.84%で、社会的隔離措置(ロックダウン)が緩和され、ニューノーマル(新常態)へ移行したことにより、商品やサービスの価格が上昇したことが要因として挙げられています。

新規設立企業の割合(内資・外資問わず)

ベトナムの統計総局(GSO)が発表したデータによると、2021年1~11月期にベトナム全国で新規設立された企業は前年同期比-15.0%減の10万5616社で、ロックダウンにより経済がストップしていた時期があったのにも関わらず、昨年比べ大きく落ち込みませんでした。

一方で、2021年1~10月期にベトナム市場から撤退した企業は9万7000社で、このうち、一時休業した企業が約4万8500社、残りは解散手続き中の企業と解散済み企業だったとのことです。91%は資本金が約5000万円未満の小規模企業で、コロナの影響を大きく受けた事が原因になっています。


【ニューノーマルな生活】

「ゼロコロナ」から「ウィズコロナ」へと世界が変わっていくのと同じように、ベトナムでも感染拡大をきっかけに、2021年10月よりニューノーマル(新常態)へ移行されました。

2021年上半期

市中感染者も出ず、発覚しても「ゼロコロナ政策」により、感染は防げていました。

マスク着用等の規制はありましたが、その他はいつもの日常と変わらない日々でした。

ホーチミンでは、2020年に無印良品、マツモトキヨシなどがオープンしたことにより、日本の物が手に入りやすい環境となり、一時帰国が出来ていない状況でも、不便を感じることが少なくなりました。

2021年下半期

厳しいロックダウンの後にニューノーマルな日々がスタートしました。

これまでと変わらずマスクの着用やソーシャルディスタンスを保つ等は変わりなくありましたが、ワクチン接種完了の有無により行動が制限されるという事は一番大きく変わったことです。どこに行くにもワクチン接種の状況が求められるようになりました。

出社も可能になりましたが、週の半分は在宅勤務や交代制で出勤など、各企業によって対応は様々ですが、以前と変わらずライフワークバランスは保たれているかなと思います。


【まとめ】

簡単にではありますがベトナムの2021年をまとめてみました。

2021年はロックダウンにより経済に大きな大打撃を受けましたが、その中でも成長を続けるベトナムのポテンシャルの高さがうかがえました。

入国制限などにより多くの企業、求職者の方々が影響を受けたかと思いますが、ベトナム政府の今後の方針としては、入国規制・入国後の隔離規制の緩和に向けて積極的に動いており、2022年には人の往来がしやすくなるのではないかと言われています。

経済を正常化させようと国が動いているので、今後は経済回復とともに人材・採用のニーズが出てくるかと推測いたします。

ベトナムの最新情報をお知りになりたい方はぜひお気軽にお問合せください。

弊社問い合わせメール先:Vietnam@jac-recruitment.vn

それでは、今年も1年ブログを読んでいただき有難うございました。

今後も皆さんにとって有益な情報を少しでもお届け出来るようにいたします。

皆さんが心穏やかに新年を迎えられることを願っています。

よいお年をお迎えください。

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