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ベトナムの祝日について

意外と少ない!?ベトナムの祝日について

シンチャオ!

みなさんあけましておめでとうございます。JACベトナム・ハノイ拠点の長谷川と申します。本年もよろしくお願いいたします。

このブログでは海外生活や海外転職に興味がある方に役立つ情報を提供できればとおもいます。私はベトナムに2016年から住んでおりますので、自身の経験を元にベトナムに関するリアルな情報を発信いたします。

さて、今回はベトナムと日本の祝日について書いていきたいと思います。

働く上でどのくらいお休みがあるのかはとても大事ですよね?リフレッシュしたり、折角海外で働くのだから旅行などにも積極的に行きたいという方のお役に立てる情報をお届けできればと思います。
 

日本とベトナムの祝日について

みなさんは日本の祝日が何日あるのか知ってますか?

日本では2021年は16日の祝日があるそうです。みなさんはこの日数は多いと思いますか?少ないと思いますか?

実は日本の祝日日数は世界的に見ても多い方だと言われています。日本で生活しているとあまり多いと感じないですが、海外(特にベトナム)にいると日本って祝日が多かったんだなーと感じることがあります。

では、ベトナムは何日の祝日があるのかというと年間で11日の休みがあります。実は2020年までは10日しかなかったのですが、2021年より1日増えて11日となりました。ベトナムで働いている筆者としてはうれしい限りです。

ちなみにどのような祝日があるかと言いますと以下のような祝日があります。

  • 1月1日(金):新暦の正月元旦

  • 2月10日(水)~2月16日(火):旧正月(テト)休暇 

  • 4月21日(水):フン王の命日

  • 4月30日(金):南部解放記念日

  • 5月3日(月):メーデー(5月1日の振替)

  • 9月2日(木)・3日(金):建国記念日

見ていただくとわかるように上期に集中的にお休みがあり、ちょっとバランスが良くない状況です。祝日の中でも来月にある旧正月はベトナムでも一番長い休みとなり、旧正月が近づくとベトナム人の方はお休みモード一色になります。おそらくベトナム人の方たちが一番大切にしているお休みであり、日本の正月と同様に家族と過ごすために帰郷されることが多いです。また、この期間は多くのお店も閉まってしまいます。ベトナムでは旧暦の正月がメインになるため、新暦の正月はあまり通常の日と変わらないような感じです。

旧正月になるとお寺などではこのようにお祭りがあったりします。

※旧正月になるとお寺などではこのようにお祭りがあったりします。

彩りがとてもベトナムっぽいですよね?

※彩りがとてもベトナムっぽいですよね?

日本と同じように獅子舞のようなものもあります。

※日本と同じように獅子舞のようなものもあります。

筆者も例年であれば海外旅行などをしているのですが、今年はコロナの影響で国外に行けないため、多くの日本人の方がベトナム国内旅行を計画されているのではないかと思います。

またこの時期になると町中が縁起のいい色とされている赤や黄色、金色の装飾で飾られ始め旧正月(テト)が近づいてきたのだなとすぐに感じることができます。また、日本の正月と同じようにお年玉をあげる風習があったり、お墓参りをしたりして過ごします。中でも筆者が面白いと思う風習が、元日に新しい服を着て過ごすというものと、新年最初に来るお客様が幸運をもたらすと考えられている点です。そのために人選もするようで、元日に他の人の家に入るには事前に許可を取る必要があり、近所の方や親せきだからといってむやみに家に入っていけないようです。

こうみるとベトナムの休みって少ないって思われるかもしれませんが、日本に比べると有給休暇を取りやすい環境であるため、多くの方が祝日以外にも有休を使って思い思いのタイミングで連休を取られています。

有休休暇は法定で12日あり、これは1か月に1日休みをもらえるイメージです。

筆者も有給休暇を使ってタイなどに遊びに行ってました。ベトナムからですとフライト時間も短く、しかもかなり安い金額で行けるため手軽に海外旅行ができるのでとても魅力的です。
 

今回は以上となります。

お休みを使って周辺国に旅行に行けますし、ベトナム国内にも魅力的な旅行先がいっぱいありますのでもし機会があればぜひベトナムの祝日を堪能してみてください。

もし記事をお読みになられて、もう少し詳しくベトナムについて知りたいなどのご要望がございましたら、下記までご連絡くださいませ!

弊社問い合わせメール先:Vietnam@jac-recruitment.vn

記事の執筆者

長谷川雄一

大学卒業後、ソフトウェアベンダーで営業職として働く。その後、留学を経て2016年よりベトナムで勤務開始。これまで業界を問わず多くの企業の採用支援を行っており、現在はIT業界を中心に担当している。