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奥様プロフィール

お名前: あやかさん 20代
ベトナム滞在歴: 4年
お子さん: 1人(1歳)
旦那さんの職業: 製造業

大手日系企業で早朝から深夜まで働かれていたという、あやかさん。

悩んだ末、会社を退職され、ご主人と一緒にベトナムへ来ることを選択されました。

"キャリア"と"家庭"を天秤にかけた、リアルな想いをお話して頂きました。

✵「全てを受け入れるから、ベトナムへ一緒に来てほしい」

Q.ベトナムにいらっしゃったのは、ご主人のお仕事の都合ですか?

はい、結婚を決めたのとほぼ同じ時期に同じ会社で働いていた主人のベトナム赴任が決定し、一緒にベトナムに来ました。主人の職種は「海外営業」なので、ベトナム駐在が終了しても他の国に行く可能性も有ります。

Q.それはご自身がそれまで勤務されていた会社を退職するということですよね!?
単身で日本に残ってお仕事を続ける選択肢は考えなかったのでしょうか?

日本では大手企業の人事として早朝から深夜まで第一線で働いていました。なので、辞めるときは相当悩みましたよ!それに、その時は転職を考えていた時期でもあって、土日に空間デザインの勉強もしていました。さまざまな葛藤が有りましたが、主人から言われた「全て受け入れるから、ベトナムへ一緒に来てほしい」と言われたこともあって辞める決断ができましたね。

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✵ベトナムに来てからの変化

Q.それまで生活の中軸となっていた"仕事"がなくなるわけですが、ベトナムではどのように過ごされているのですか?

来た当初は自由な時間が多くて、大学生に戻ったような感覚でした。それまで日本で働いていた6年半の、"お休み期間"だと思って楽しんでいましたね!英語やベトナム語の学習、コーヒー豆の勉強にも取り組み、充実した日々を過ごしていました。その後に子どもが生まれたので、現在は子育てに追われています。

Q.ベトナムにいらっしゃってから考え方に変化はありましたか?

ベトナムに来る前は仕事が最優先で集中していましたが、ベトナムに来てからは"仕事だけがものさしではない"ということに気が付きました。奥様にも、趣味に力を入れる方から家事のエキスパートの方までいらっしゃいます。共通しているのは、「(ご主人のお仕事によってもたらされた)現在の環境を充実させようとしている点」です。

その一方で、主人が海外で少しずつ経験を積んでステップアップしている姿を見ると、取り残されているように感じることも有ります。同じ会社で勤務していた分内情を理解しているので、特にそう感じてしまうのかもしれません。

Q.ご主人は現在の生活をどのように受け止められていますか?

私がベトナムでの生活を楽しんでいることや「退職してよかった」と言うことを喜んでくれています。もちろん私もその分家事は手を抜かないようにしているのですが、そうやって言ってくれるのは嬉しいです。

Q.ベトナムにいらっしゃって良かったと思う点はありますか?

家族の大切さを強く感じます。海外というアウェイな環境にいるからか家族の団結感が強まって、主人のことを"戦友"のように思います。また主人が日本よりも早く帰宅するので、家族の時間が持てるようになりました。夜は一緒にご飯を食べて、子どもと遊んでいます。仕事の効率化のモチベーションにもなって、ダラダラと仕事をしないので良いですよね。

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✵海外でできることに取り組みたいです

Q.「また働きたい」と思うことはございますか?

そうですね、子育てが落ち着いたら、パンや料理の教室をやりたいです!ビジネスというより、友達の友達くらいを対象にしたこじんまりとしたものを想定しています。今も友人を相手にそのようなことをやっているのですが、本格的に始めてみたいです!冒頭で話したように、日本・ベトナム以外の他の国に住むことになる可能性も高いので、海外で出来ることが基準になります。"そうざいパン"など日本にあるけど外国にないものを作っていけたらよいですね!

Q.4年を振り返ってみてどのように思われますか?

日本で働いていた時よりも性格が丸くなりました(笑)また、仲の良かった友人の日本帰国が決まってお見送りする際に、泣いた自分には驚きました。もともとそういうタイプではないですし、ベトナムに来る前はそれほど思い入れが強くなるとも思っていなかったので...。自分で選択をしながら生活することができて充実しているので、ベトナムに来てよかったと心から思っています。

※記事内写真はすべてイメージです。

◆子育てのリアル

~日本と全く同じ生活ができるわけではないベトナム。お子さんが関わるとなると神経質になる方も多いはず。奥様は、その違いをどうやって乗り越えられてきたのか?~

テーマ「子どもの習い事」
ベトナムでも日本と同様の習い事をすることができます。
・ピアノ、サッカー、水泳、テニス、バレエが人気です
・スポーツの習い事は、大型アパートやコミュニティセンターで実施されます
・学習塾や家庭教師によるお勉強の習い事も充実しています
・費用は習い事によって差がありますが、日系で運営されているところは日本と同程度の価格です

*インタビューの感想*

日本の会社でキャリアを積んできた分、ベトナムに仕事が無い状態で来ることに迷ったという悩みをリアルに伺うことが出来ました。そこから、"仕事だけがものさしでない"という気付きに至りながら、現在の環境を楽しもうとする姿は素敵です。

インタビュー中、あやかさんは「奥様一人ひとりにドラマがある」と仰いました。ベトナムにいらっしゃっている奥様は、仕事・家族・自分の夢...様々なことの優先順位に迷いながら、今を楽しまれているのだと思います。「駐在の奥様」という華やかなイメージの裏にある姿を、インタビューを通して学ばせていただきました。

ベトナムにいらっしゃる前、そしていらっしゃってからの葛藤をお聞かせいただいたあやかさんに感謝申し上げます。

取材:明石 華奈(JAC Recruitment Vietnam インターンシップ生)